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韓国 釜山旅行

2024年9月の上旬、彼女と一緒に韓国・釜山への旅行に行ってきました。
旅の始まりは少し波乱含みでした。到着してすぐにバスを間違えて、予定とは違う場所で降りてしまったんです。時間が遅かったため、バスもなくて困っていたところ、親切な韓国の方がタクシーを拾ってくれ、目的地まで無事にたどり着くことができました。その親切さに心から感謝です。
ここからは、翌日以降の旅行記をお届けします。

目次

釜山の観光(1日目)

ヒンヨウル文化村(ナマウル)

ヒンヨウル文化村(ナマウル)の歴史

釜山の宝石とも呼ばれるヒンヨウル文化村は、韓国歴史が刻まれた魅惑的なスポットです。かつては韓国戦争後の難民たちが集まってできた質素な漁村でしたが、今では芸術の息吹が吹き込まれた文化の発信地へと華麗な変身を遂げました。村の至る所に散りばめられたカラフルな壁画は、まるで時の流れを映し出す鏡のよう。一歩踏み入れれば、戦後の苦難を乗り越えてきた韓国のレジリエンス(回復力)と、地元の人々が紡いできた生活文化の温もりが、肌に直接触れるように感じられるでしょう。

ヒンヨウル文化村(ナマウル)の特徴

ヒンヨウル文化村の最大の魅力は、村全体が一つの巨大なアートギャラリーと化している点です。まるで絵の具を散りばめたパレットのような色鮮やかな壁画が、狭い路地を縫うように続きます。カメラを構えれば、どこを切り取ってもフォトジェニックな風景が広がっています。 村内には、アーティストの息遣いが感じられるギャラリーや、過去と現在を紡ぐ小さな博物館、地元の味が楽しめるカフェなどが点在。芸術と文化の香りに包まれながら、ゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。 特筆すべきは、夕暮れ時の景色です。水平線に沈みゆく夕日が村を温かなオレンジ色に染め上げる様は、まさに絶景と呼ぶにふさわしい光景です。この瞬間を逃さないよう、カメラの準備をお忘れなく。

私の体験

この旅の初日、私はヒンヨウル文化村を訪れました。バスを降りて村に向かう途中、前を歩く女の子の歓声に、私も期待に胸を躍らせ、思わず足を早めます。

村内の「ヨウルマート」という小さなカフェに立ち寄り、窓際の席に座りました。カラフルな飲み物と温かいベーグルを前に、澄み切った青空と穏やかな海を眺めていると、心が洗われるような感覚に包まれました。

細い路地を散策しながら、地元アーティストの手による海の壁画に目を奪われました。特に印象的だったのは、コバルトブルーで描かれた。目の前に広がる実際のと溶け合い、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような不思議な感覚を味わいました。

海岸沿いには遊歩道が整備中でした。次回の訪問時には、完成した遊歩道を歩きながら、さらに素晴らしい景色を楽しめると思います。 ヒンヨウル文化村は、歴史アートが見事に調和した独特の雰囲気を持つ場所です。韓国の文化と芸術に触れたい方には、ぜひ足を運んでいただきたい隠れた名所。きっと心に残る思い出になるはずです。

松島海上ケーブルカーでの絶景体験

松島海上ケーブルカーの歴史

松島海上ケーブルカーは、2017年に開通した釜山の新しい観光名所で、韓国・釜山にある歴史ある海水浴場松島ビーチに隣接する人気の観光スポットです。このケーブルカーに乗れば、まるでになったかのように、釜山の海岸線を空中散歩できる爽快な体験ができます。

松島海上ケーブルカーの特徴

ケーブルカーからは、青い海白い砂浜緑豊かな島々がパノラマのように広がり、息をのむような絶景を楽しむことができます。晴れた日には、水平線まで見渡せ、開放感に溢れています。特に、夕暮れ時には、夕日を染める幻想的な光景が広がり、ロマンチックな思い出作りに最適です。

私の体験

いよいよケーブルカーに乗り込むと、ゆっくりと動き出す車内に期待が高まります。そして、地上から離れ始めた瞬間、まるでへ飛び立つような高揚感に包まれました。

窓の外に広がる絶景に、私の目は釘付けになりました。爽やかな海風が頬をなでる中、ゆったりと進むケーブルカーからの眺めは圧巻でした。青い空きらめく海、そして活気あふれる釜山の街並み―この panoramic view は、まさに息をのむほどの美しさでした。思わずカメラのシャッターを連射してしまいました。この美しさを少しでも多く記録に残したいという衝動を抑えられなかったのです。
松島海上ケーブルカーでの空中散歩は、釜山の魅力を新たな視点から発見する、忘れられない体験となりました。空と海の間に浮かぶような感覚は、まさに「空中散歩」と呼ぶにふさわしいものでした。

松島スカイマークと松島竜宮雲橋

松島スカイマークと松島竜宮雲橋の歴史

松島スカイパークは、ケーブルカーと同時期に整備された複合観光施設です。かつては単なる丘陵地だったこの場所が、釜山市都市開発計画により、魅力的な観光スポットへと生まれ変わりました。

松島竜宮雲橋は、2020年に完成した吊り橋で、松島スカイパークと周辺の丘陵地を結んでいます。この橋は、伝統的な韓国の建築美現代的な工学技術が融合した象徴的な存在として、短期間で釜山の新名所となりました。

松島スカイマークと松島竜宮雲橋の特徴

松島スカイマーク展望台からは360度のパノラマビューが広がり、釜山の街並みから遠く対馬海峡まで見渡せます。園内には韓国の伝統庭園現代アートが融合したインスタ映えスポットも点在し、若者を中心に人気を集めています。

松島竜宮雲橋は、その美しいデザインと息を呑むような眺望で知られています。全長365メートル海抜80メートルに位置するこの橋からは、松島湾絶景を楽しめます。橋の中央にあるガラス床の展望スペースは、まるで空中に浮いているかのような独特の体験ができる人気スポットです。

私たちの体験

松島スカイパークでは、韓国の伝統茶を楽しみながら、ゆったりと景色を眺める時間を過ごしました。公園内を散策すると、至る所に韓国の伝統現代が融合したアート作品が展示されており、写真撮影を楽しむ若者たちの姿が印象的でした。

松島竜宮雲橋を渡る時、最初は少し怖さを感じましたが、橋の上から広がる絶景に恐怖心なんてどこへやら。ガラス床の展望スペースは、まるで空中に浮いているような感覚で、思わず歓声を上げてしまいました。一緒に旅行している彼女は、下からの強風でスカートがめくれてしまうというハプニングもありましたが、それも含めて忘れられない楽しい思い出になりました。

富平カントン市場と国際市場

富平カントン市場と国際市場の歴史

富平カントン市場は、1960年代から続く歴史ある市場で、釜山市民の台所として親しまれてきました。国際市場は、韓国戦争後に形成され、戦後の韓国の復興を象徴する場所です。両市場とも、釜山の歴史文化を深く反映しており、その歴史的な背景が市場の雰囲気を作り出しています。

富平カントン市場と国際市場の特徴

富平カントン市場

  • 食の宝庫: 新鮮な海産物地元産の食材が豊富。特に、焼き立てのホットクプンオッパンは絶品。
  • 活気あふれる雰囲気: 商人の掛け声や調理の音が市場中に響き渡り、活気に満ちています。
  • 地元の味: トッポッキオデンなど、韓国料理の定番を気軽に楽しめます。

地元の食文化に深く触れたい人、活気あふれる市場で本場の韓国料理を味わいたい人におすすめ。

国際市場

  • ショッピングの聖地韓国土産ファッションアイテムなど、様々な商品が所狭しと並んでいます。
  • 多様な文化世界各国の商品も取り扱っており、国際的な雰囲気を味わえます。
  • 歴史を感じる空間: 古い建物や路地が残り、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

ショッピングを楽しみたい人や、韓国土産を探している人、歴史的な雰囲気を味わいたい人におすすめ。

私たちの体験

活気溢れる市場雰囲気に、思わずが躍りました。
富平カントン市場では新鮮な野菜キムチ鮮やかな色彩が目を引きます。
国際市場では鮮やかな韓服アクセサリーが私の目に飛び込んできました。
この2つの市場は、確かに観光客に人気のスポットです。しかし、それ以上に釜山の人々の生活文化、そして温かい心に触れることができる特別な場所です。 戦後の混沌から立ち上がり、経済成長を遂げてきた韓国の歴史が、この市場の姿に凝縮されているように感じました。

BIFF市場

BIFF市場の歴史

BIFF市場は、世界的に有名な釜山国際映画祭Busan International Film Festival)の開催地であるBIFF広場周辺に位置する活気溢れる市場です。この市場は、1996年釜山国際映画祭が初めて開催されたことをきっかけに、映画と文化が交差する魅力的なスポットとして急速に発展しました。まるで映画のワンシーンに迷い込んだかのような雰囲気が漂うBIFF市場は、映画ファンや観光客にとって必見の場所となり、特に映画祭の時期には世界中から訪れる人々熱気に包まれます。

BIFF市場の特徴

BIFF市場最大の魅力は、映画とエンターテイメントをテーマにした多彩な店舗が軒を連ねていることです。路地を歩けば、カラフルな映画関連グッズ韓国の最新ファッションが目を引き、香ばしい匂いに誘われて振り向けば、ストリートフードを提供する屋台が並んでいます。

特筆すべきは、多くの映画スターたちが訪れたことで有名な店舗の数々です。壁一面に飾られたサイン記念写真は、まるで映画の殿堂のよう。また、BIFF広場では、毎年映画祭の期間中に様々なイベントが開催され、世界中の映画ファンが集結します。市場内を歩きながら、まるで映画の1シーンに入り込んだかのような感覚を味わえるのも、この市場ならではの体験です。

私たちの体験

BIFF市場に足を踏み入れた瞬間、色鮮やかな映画ポスターキラキラ輝くスターのサインに目を奪われました。
まるで映画の世界に迷い込んだかのような高揚感を楽しみました。
お土産探しでは、映画ポスタースターのサイン入りグッズなど、普段では手に入らないような貴重なアイテムを見つけることができました。BIFF市場は、映画好きにとってまさに天国のような場所
映画と食、そして韓国文化を一度に楽しめる、他にはない魅力的な体験ができる場所だと実感しました。

チャガルチ市場で夕食

チャガルチ市場の歴史


チャガルチ市場は、韓国最大規模の魚市場であり、釜山を代表する名物観光地として知られています。第二次世界大戦後の復興期に、漁業が盛んなこの地域に自然発生的に形成されたこの市場は、まさに釜山の歴史そのものを体現しています。 毎日、太陽が昇る前から、新鮮な海産物が次々と水揚げされ、市場に活気を吹き込みます。その光景は、まるで海の恵みが街に流れ込むかのようです。地元の人々はもちろん、韓国全土から、さらには世界中から観光客が訪れる、釜山の漁港を象徴するランドマークとなっています。

チャガルチ市場の特徴

チャガルチ市場に一歩足を踏み入れると、まるで海の中に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。新鮮な魚介類が所狭しと並び、その眩いばかりの銀色の輝き海の香りが、訪れる人の五感を刺激します。 市場の最大の魅力は、購入したばかりの魚をその場で調理してもらえること。魚が泳いでいる姿を見て選び、数分後にはそれが自分の口に運ばれるという、まさに「海から食卓へ」を体験できるのです。 特に市場内の食堂では、地元で獲れたばかりの海鮮を使った料理を楽しむことができます。ヘムルタン(海鮮鍋)やミョンチョン(タラのスープ)など、釜山名物のグルメを堪能できるのも大きな魅力です。 また、早朝から営業しているため、朝日とともに始まる市場の喧騒を体験するのも一興。威勢の良い競りの声や、魚を捌く包丁の音が朝の空気を震わせます。 夜になると、市場全体が飲食街として変貌。昼間とは異なる魅力を放ち、地元の人々や観光客で賑わいます。海鮮料理と共に楽しむ冷えたマッコリ(韓国の伝統的な米のお酒)は、釜山の夜を楽しむ最高の組み合わせです。

私たちの体験

今日の夕食は、活気あふれるチャガルチ市場でいただくことに。
市場に足を踏み入れると、潮の香りが心地よく、新鮮な魚介類の香りが食欲をそそります。
大きなワタリガニタコが水槽の中で活きいきと動き回り、海の生命力を感じずにはいられません。
そんな中で、「このカニは美味しいですよ」と日本語で声をかけてくださったおじさんに、ついつい笑顔がこぼれてしまい、彼のお薦めする海鮮物を購入することに。
石鯛アワビアサリも加えて、2階で調理してもらいました。

市場内の食堂に入り、新鮮な石鯛の刺身大きなカニを二人でたっぷり味わいました。マッコリを飲みながら、幸せな気分に。
チャガルチ市場での夕食は、五感で楽しむ贅沢な時間でした。
新鮮な海の幸の旨みはもちろん、活気あふれる市場の雰囲気海の香りが漂う空気、色とりどりの魚介類が並ぶ光景、そして地元の人々との温かい交流
これら全てが組み合わさって、釜山旅行の思い出を彩る、忘れられないひとときとなりました。

食後チャガルチ市場の屋上へと足を運びました。 からは心地よい潮風が吹き寄せ、とても穏やかな気分になりました。
チャガルチ市場での美味しい食事の余韻と相まって、長く心に残る思い出となりました。

釜山タワー(釜山ダイヤモンドタワー)

釜山タワーの歴史

釜山タワー釜山ダイヤモンドタワー)は、韓国第二の都市・釜山の中心部、緑豊かな龍頭山公園内に聳え立つ展望タワーで、1973年に建設されました。高さ120メートルのこのタワーは、釜山市民のシンボルとして愛されており、韓国国内有数の高層タワーの一つです。まるで巨大な宝石のように輝く外観から、「ダイヤモンドタワー」の愛称で親しまれています。特に夜になると、タワー全体が7色のLEDライトでライトアップされ、夜空に浮かぶ巨大な宝石のような幻想的な雰囲気を醸し出します。

釜山タワーの特徴

釜山タワー最大の魅力は、その360度パノラマ展望台からの息をのむような眺望です。目の前に広がる釜山港の青い海、遠くに連なる山々、そして市内の高層ビル群が織りなす風景は、まさに絶景と呼ぶにふさわしいものです。太陽に輝く海面活気ある港の様子を、は「100万ドルの夜景」と呼ばれる輝くイルミネーションを楽しむことができます。 タワーの周辺には、龍頭山公園緑豊かな自然が広がっており、桜や紅葉の季節には絶好の散策スポットとなります。タワーの足元には、釜山の名産品を販売するショップや、海を眺めながらくつろげるカフェも併設されており、観光の締めくくりに最適です。

私たちの体験

山タワー日が暮れてから登りました。展望台からは、星をちりばめたような夜景が眼下に広がりました。

展望台の一角には、訪れる人々を喜ばせるユニークな仕掛けが。私たちの姿が、まるで深海の潜水艦の窓から外を覗いているかのように投影される不思議な体験に、思わず笑みがこぼれます。

タワー内の展示エリアもまた、訪れる人を飽きさせません。鮮やかな黄色い三日月色とりどりの花火がバックに描かれた、広安大橋高層ビル群ネオンカラーで彩られた立体的なアートの前で、記念写真をパチリ。この瞬間、釜山のエネルギー活気全身で感じることができました。

釜山タワーは、韓国第二の都市・釜山の魅力を凝縮した観光名所です。韓国旅行の際には絶対に訪れるべき場所だと強く感じました。

釜山の観光(2日目)

海雲台海水浴場(ヘウンデヘスヨクチャン)

海雲台海水浴場の歴史

釜山の海雲台海水浴場ヘウンデヘスヨクチャン)は、韓国を代表する最高のビーチとして名高く、その美しさ歴史にも刻まれています。この地名の由来は、新羅時代の碩学崔致遠チェ・チウォン)が、目の前に広がる絶景に心を奪われ、詩情溢れる言葉を紡いだことに遡ります。

海雲台歴史は古く、1900年代初頭から避暑地として注目されはじめ、特に1965年公式に海水浴場として開場して以来、その人気は衰えることなく上昇の一途を辿りました。20世紀後半からは、国際的なリゾート地として急速に発展し、今や韓国内外から年間数百万人もの観光客が訪れる、釜山随一の観光名所となっています。

海雲台海水浴場の特徴

海雲台海水浴場最大の魅力は、約1.5キロメートルにわたって続く真っ白な砂浜と、エメラルドグリーン穏やかな海です。夏季には、太陽の光を浴びながら戯れる観光客で賑わい、まるで巨大な人間モザイク画のような光景が広がります。

ビーチに沿って立ち並ぶ近代的な高層ホテル群は、まるで未来都市のような風景を創出し、海と都市の絶妙な調和を体現しています。周辺には洗練されたカフェグルメレストランが軒を連ね、韓国料理から国際的な料理まで、舌鼓を打つ楽しみも満載です。

さらに、海雲台の魅力季節ごとに変化します。ビーチフェスティバル花火大会熱気に包まれ、には幻想的なイルミネーションが砂浜を彩ります。特に年末年始には、世界最大級の砂浜クリスマスツリーが設置され、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

私たちの体験

3泊4日の釜山旅行中、ほぼ毎日訪れた海雲台ビーチ。初日の夜、真っ白な砂浜波が打ち寄せる音が心地よく、すぐそばにそびえ立つX The Skyとのコントラストが忘れられません。
朝になると、果てしなく広がる碧い海が目の前に現れ、波の音心地よいリズムを刻みます。 海雲台海水浴場は、自然の息吹都市の洗練さ見事に融合した最高のビーチリゾートです。


スターバックス海雲台エックスザスカイ

スターバックス海雲台エックスザスカイの歴史


スターバックス海雲台エックスザスカイは、韓国釜山市象徴的な存在である「LCTザシャープランドマークタワー」内に2020年にオープンしました。このタワーは韓国最高層411m)を誇り、その99階に位置するこのスターバックス店舗は、まさに「天空のカフェ」と呼ぶにふさわしい存在です。オープン以来、釜山旅行の新たなランドマークとして、多くの観光客が訪れる人気スポットです。

スターバックス海雲台エックスザスカイの特徴


このユニークなスターバックス店舗の最大の魅力は、言うまでもなくその息を呑むような絶景です。広大な窓からは、エメラルドグリーンに輝く海雲台ビーチの弧を描く海岸線や、遠くに連なる釜山の山々まで一望できます。晴れた日には、水平線上に浮かぶ対馬までも見えることがあるそうです。
店内は、モダンでスタイリッシュなデザインが施され、高級感溢れる空間となっています。壁や天井には、海や空をイメージしたブルーとホワイトのグラデーションが使われ、まるで雲の上にいるかのような錯覚を覚えます。
また、この店舗限定の「海雲台サンライズラテ」「エックスザスカイフラペチーノ」など、特別なメニューも用意されています。これらの飲み物は、海雲台の美しい景色をイメージして作られており、視覚と味覚の両方で釜山の魅力を堪能できます。

私たちの体験

朝8時頃、私はエックスザスカイを訪れました。エレベーター100階まで一気に上がると、目の前に広がる今までに見たことのない息を呑むほどの圧倒的なパノラマビュー

高さ384m(東京タワーやスカイツリーのデッキより高い位置)からの眺めは、まるで天空の別世界に迷い込んだかのようでした。朝日に照らされた釜山の海面がキラキラと輝き、高層ビル群はミニチュアのように並び、都市の活気人間の小ささを同時に感じました。

透明なガラス床の上を恐る恐る歩を進めると、まるで空中散歩をしているような不思議な感覚です。

次に99階にある世界一高いスターバックスに足を踏み入れました。ふわっとした触感のケーキスチームの立ち上げるカフェラテを注文しました。ケーキのなめらかな舌触りカフェラテの豊かな風味が口いっぱいに広がり、至福のひとときを感じました。

釜山ブルーラインパークの新名所・スカイカプセル

釜山ブルーラインパーク、スカイカプセルの歴史


釜山ブルーラインパークは、韓国釜山市海岸線に沿って走る旧東海南部線を、魅力的な観光スポットとして再開発したプロジェクトです。2020年10月グランドオープンし、その斬新なコンセプトで多くの観光客を魅了しています。

パークの目玉アトラクションとして特に注目を集めているのがスカイカプセルです。この小型のカプセル型電車は、海雲台から青沙浦までの約4.8kmを結び、息を呑むような海岸線の絶景を楽しむことができます。

スカイカプセルの特徴


スカイカプセル最大の魅力は、まさに空中散歩を楽しめることです。海岸線に沿って設置された高架線路をゆっくりと進むカプセルからは、エメラルドブルーの海白砂のビーチ、そして釜山の都市景観が一望できます。

カプセルは全面ガラス張りで設計されており、360度パノラマビューを堪能できます。内部は最大4人まで乗車可能で、家族や友人プライベート空間を共有しながら、贅沢な時間を過ごすことができます。

特筆すべきは、カプセルのゆっくりとした移動速度です。約4.8kmの区間を約30分かけて走行するため、写真撮影動画撮影に最適なスピードとなっています。また、天気の良い日には、澄み切った青空キラキラと輝く海面のコントラストが見事で、インスタ映え間違いなしの絶景が広がります。

私たちの体験

私たちは当初予定していたスカイカプセルではなく、その下を走行する海辺列車に乗車することにしました。

海辺列車最大の魅力は、その独特な座席配置にあります。全席が海側を向いており、まるで移動する展望台のよう。さらに、後ろの席が階段状に高くなっているため、どの席に座っても東海岸の絶景を存分に楽しむことができるようになっているのです。 車窓の外には、白波が打ち寄せる海岸線が広がり、日光が海面に反射して作り出すきらめきに目を奪われました。

途中下車してダリットル展望台に立ち寄りましたが、帰りに駅に入れないというハプニングが!焦る私たちを救ってくれたのは、親切な運転手さんでした。 自ら列車を降りて駅内に私たちを案内してくれたのです。この出来事は、韓国の人々のホスピタリティを肌で感じる素敵な思い出となりました。

青沙浦ダリットル展望台

ダリットル展望台の歴史


青沙浦ダリットル展望台チョンサポ・ダリットル展望台)は、韓国釜山市海雲台区に位置する人気の観光スポットです。2019年4月にオープンし、その斬新なデザイン絶景で瞬く間に釜山のインスタ映えスポットとして注目を集めています。

展望台の名前「ダリットル」は韓国語で「海の道」を意味し、まさに海上に伸びる道のような構造が特徴的です。この名前は、美しい青沙浦海岸の上を歩くような体験ができることから付けられました。

ダリットル展望台の特徴


青沙浦ダリットル展望台最大の魅力は、その独特な構造息を呑むような眺望です。展望台は海岸線から約20メートル沖合に向かって伸びており、全長約72.5メートル、幅2.5メートル空中散歩路となっています。

展望台のは部分的に強化ガラスが使用されており、透明な床を通して真下に広がる海を眺めることができます。まるで空中浮遊しているかのようなスリリングな体験は、訪れる人々に強烈な印象を残します。

特にサンセットスポットとして人気が高く、夕暮れ時にはオレンジ色に染まる空キラキラと輝く海面のコントラストが絶景です。この美しい風景は、カップル写真愛好家たちを魅了し、SNS映えする写真スポットとしても有名です。

私たちの体験

海辺列車を下車して青沙浦ダリットル展望台を訪れました。展望台に足を踏み入れた瞬間、目の前に広がるパノラマビュー息を呑みました。

ガラスの床を歩き始めると、最初は少し足がすくむ感覚がありましたが、すぐにそのスリル開放感魅了されました。足元に広がる青い海と、遠くに見える釜山の街並みのコントラストが美しく、まるで空中散歩をしているような不思議な感覚に包まれました。

スカイライン リュージュ 釜山

スカイライン リュージュ 釜山の歴史

スカイライン リュージュ 釜山は、韓国釜山広域市2021年7月にオープンした、エキサイティングなアウトドアアトラクションです。この施設は、ニュージーランド発祥の人気アクティビティ「リュージュ」を韓国で初めて導入したものです。

リュージュとは、重力を利用して専用コースを滑り降りるカート型乗り物のことで、1985年ニュージーランドのロトルアで誕生しました。その後、世界中の観光地で人気を博し、ついに韓国・釜山の地にも上陸しました。

スカイライン リュージュ 釜山の特徴

スカイライン リュージュ 釜山最大の魅力は、その爽快感アクセシビリティです。全長約2.4kmにわたる4つのコースが用意されており、それぞれが異なる難易度特徴を持っています。

  1. ドラゴンのしっぽ:初心者向けの緩やかなコース
  2. ジグザグ:中級者向けの曲がりくねったコース
  3. サンダーボルト:上級者向けのスピーディなコース
  4. オーシャンビュー:釜山の海を一望できる景観重視のコース

リュージュカートは、ハンドルで簡単に操作でき、ブレーキもついているので、子供から大人まで安全に楽しむことができます。スピードは自分で調整できるので、スリル派ものんびり派も、自分のペースで楽しめるのが特徴です。

私たちの体験

リフトに乗り込むと、徐々に高度を上げていくにつれて、釜山の街並み一望できるようになりました。 リフトを降りてスタッフの丁寧な説明を聞いて、ハンドルを握ると、心臓が高鳴るのを感じました。

準備はいいですか?」というスタッフの声に、深呼吸をして「はい!」と答えると、いよいよスタートです。 最初の傾斜を滑り出した瞬間爽快な風を感じました。 コースの途中には、急な下り坂シャープなカーブもあり、そのたびにスリル興奮が込み上げてきます。ブレーキを使って速度を調整しながら、自分のペースで楽しむことができました。

子供から大人まで、誰もが楽しめるこのアトラクションです。きっと、忘れられない思い出になることでしょう。

ロッテワールド釜山

ロッテワールド釜山の歴史

ロッテワールド釜山は、韓国の大手企業ロッテグループが手がける新しいテーマパークです。2022年3月31日グランドオープンを果たしました。ソウルにある姉妹パーク「ロッテワールド」に続く、釜山の新たなランドマークとして誕生しました。

建設には約7年の歳月と約7,300億ウォン(約7億3000万ドル)もの投資がなされたそうです。オープン以来、多くの観光客魅了し続けている釜山の新名所です。

ロッテワールド釜山の特徴

パーク内には、スリル満点のアトラクションから家族で楽しめるアトラクションまで、約17種類もの乗り物が揃っています。中でも、「タイタン」と呼ばれる巨大ジェットコースターは、パークの目玉アトラクション。その他にも、VR体験ができるアトラクションや、韓国の伝統・文化を体験できるエリアなど、多彩な楽しみ方ができます。

また、季節ごとにさまざまなイベントパレードが開催されるので、何度訪れても新しい発見があります。夜になると美しいイルミネーションで彩られ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめます。

私たちの体験

実は今回、時間があまりなくて、ゆっくり回ることができませんでした。でも、その分、パークの景色をじっくり楽しむことができました。色とりどりのアトラクション笑顔で歩き回る人々…まるで絵本の中に迷い込んだような光景でした。

そんな中、唯一体験したのが噂のジェットコースター「タイタン」です。これがもう、衝撃的な体験でした! 日本のジェットコースターといえば、高い位置までゆっくり上がってから一気に落下…というイメージがありますが、このタイタン違いました低い位置からいきなりロケットのように加速するのです!

えっ!?もう始まったの!?」という驚きとともに体が押し付けられる感覚。そして次々と繰り出される回転ひねり急カーブの嵐!まるで宇宙飛行士の訓練を受けているかのような錯覚さえ覚えました。

ダイヤモンドベイヨットクルーズ

観光地の歴史


ダイヤモンドベイヨットクルーズは、韓国釜山の美しい海岸線を巡る贅沢なクルーズ体験として、近年急速に人気を集めています。
特にナイトクルーズは、釜山の都市景観自然の調和を最も美しく体感できるとして、国内外の観光客から高い評価を得ています。
このクルーズサービスは、釜山の観光産業の多様化高級化の流れの中で誕生しました。従来の陸上からの観光に加え、海上からの新しい視点で釜山の魅力を再発見する機会を提供しています。

観光地の特徴


ダイヤモンドベイヨットクルーズの最大の魅力は、ラグジュアリーな雰囲気息を呑むような景観の組み合わせです。クルーズは釜山港を出発し、海雲台広安里などの有名ビーチエリアを巡ります。
夜のクルーズでは、釜山の夜景を海上から楽しむことができます。高層ビル群のライトアップが海面に映り込み、まるで星空が海に落ちてきたかのような幻想的な光景が広がります。特に、広安大橋カラフルなイルミネーションは、海上から見るとより一層美しく、まるで虹の橋のようです。
クルーズ船は最新の設備を備えたラグジュアリーヨットで、快適な船内環境を提供します。デッキにはオープンエアのラウンジがあり、海風を感じながらゆったりとした時間を過ごせます。

私たちの体験

釜山旅行の締めくくりとして選んだのは、ダイヤモンドベイヨットクルーズです。夕暮れが迫る釜山港に停泊する、その優雅なヨットの姿は、まるで私たちを特別な夜へと誘うかのようでした。

船が静かに動き出し、今まで陸から眺めていた釜山の景色が、全く異なる表情を見せてくれます。
海雲台の煌めくビーチ夕陽に染まるエックスザスカイ、そしてスカイカプセルが描く美しいライン。これら全てが、まるで絵画のように私たちの目の前に広がります。

特に印象的だったのは、高層ビル群が立ち並ぶエリアを航行する際に見上げた景色都会の煌めきは、海の上から眺めることで、より一層幻想的な光景に。そして、広安大橋の下くぐった瞬間には、その圧倒的なスケールに思わず息をのみました

ダイヤモンドベイヨットクルーズは、単なる観光ではなく、五感を研ぎ澄ませ心に刻まれるような特別な体験でした。静かに流れる海の上で、大切な人と過ごすひととき。それは、自分自身と向き合う貴重な時間にもなります。もし、釜山を訪れる機会があれば、ぜひこのクルーズを体験してみてください。きっと、忘れられない思い出になるはずです。私たちにとって、このクルーズは、釜山旅行の最後の夜を、最高の形で締めくくるにふさわしい、贅沢な時間でした。

釜山旅行の費用と、ビジット釜山パスの紹介

釜山旅行の費用と予算:モデルケースで解説

結論

釜山での旅行費用は、宿泊施設、食事、観光、交通費などによって変動しますが、一般的には1日あたり80,000~150,000ウォンが必要です。これを参考にして予算を立てることで、快適で充実した釜山旅行を楽しむことができます。

根拠

釜山観光協会や韓国観光公社のデータによると、釜山は他の大都市に比べて物価が安く、コストパフォーマンスが高い都市とされています。宿泊費は、ホステルなら約50,000ウォン、ビジネスホテルなら100,000ウォン程度が一般的です。食事に関しても、地元の市場や屋台での食事は5,000~10,000ウォンで楽しめます。さらに、地下鉄やバスといった公共交通機関を利用することで、移動費も抑えることができます

実例

例えば、3泊4日の釜山旅行を計画する場合、宿泊費が300,000ウォン、食事代が90,000ウォン、観光費用が50,000ウォン、交通費が30,000ウォンといった予算が考えられます。これにより、合計で470,000ウォン程度が必要となります。これにお土産やショッピングの費用を追加すれば、予算の目安がより具体的になります。また、特定の観光地では割引パスやクーポンを利用することで、さらに費用を抑えることができます。

まとめ

釜山での旅行費用は、事前にしっかりと計画を立てることで、予算内で十分に楽しむことができます。宿泊、食事、観光のバランスを考えながら予算を組むことが、快適で充実した旅行の鍵となります。

クルックで購入するビジット釜山パスのご紹介

結論

釜山を効率的に観光するためには、クルックで購入できるビジット釜山パスが非常に便利です。このパスを利用することで、多くの観光スポットや交通手段が割引または無料で利用できます。

根拠

ビジット釜山パスは、釜山観光公社と提携しているクルック(Klook)から購入できるパスで、主要な観光スポットへの入場料が無料になるほか、公共交通機関の利用もスムーズに行えます。釜山市の統計によると、このパスを利用することで、通常の旅行費用から最大30%の割引が可能とされています。また、特定のレストランやショッピングスポットでも割引が適用されるため、釜山旅行をさらにお得に楽しむことができます。

実例

私たちの旅行では、ビジット釜山パス48Hを以下の表のように有効活用しました。
このパスは8,823円なので、約1万円のコストカットができました。

観光地料金(日本円)
松島海上ケーブルカー1,870
釜山タワー1,320
エックスザスカイ2,327
海雲台海辺列車800
ブルーラインルージュ3,700
ロッテワールド釜山5,170
ダイヤモンドベイヨットクルーズ3,740
合計18,927

ビジット釜山パスのメリット

  • 経済的に最適なツール: ビジット釜山パスは、一定期間内に釜山の多くの観光地を無料で楽しめるため、コストパフォーマンスが非常に高いです。特に48時間パス24時間パスは、短期間で多くの観光地を訪れる旅行者に最適です。
  • 多様なパスの選択肢: 48時間パス、24時間パス以外にも、BIG3BIG5など、旅行のスケジュールや興味に応じたパスを選べる点が魅力です​。
  • 柔軟な観光: 空いた時間に対象の観光地を少しだけ訪れることも可能なので、効率的な観光計画が立てられます​。

ビジット釜山パスのデメリット

  • 観光地を駆け足で巡る可能性: パスの利用期限内にできるだけ多くの観光地を回ろうとすると、一つ一つの観光地をじっくり楽しむことが難しくなることがあります​。
  • 計画の必要性: パスを有効に使うためには、綿密な旅行計画が必要です。また、どの種類のパスが最適かを事前に検討する必要があります。

まとめ

ビジット釜山パスは、釜山を効率的かつ経済的に観光するための最適なツールです。クルックを通じて事前に購入することで、旅行中の費用を抑えながら、釜山の主要観光地を満喫することができます。
さらに以下の点を考慮して、釜山旅行を充実したものにしてください。

  • 優先順位を設定: 事前に訪れたい観光地の優先順位を設定し、時間内に無理なく回れるよう計画を立てましょう。例えば、1日目は人気スポットを集中的に、2日目はゆったりと過ごすなど、スケジュールにメリハリをつけることがポイントです。
  • 休憩を大切に: 多くの観光地を巡る際は、適度に休憩を取ることを忘れずに。観光途中でリラックスできるカフェやレストランを見つけておくと、体力を維持しながら旅行を楽しめます。
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